美香先生(笑顔)

腋臭(ワキガ)治療のひとつとしてボトックス注射による治療法があります。

ボトックス注射は、永久的な治療ではありませんが、効果が高く比較的に負担の少ない手術であるため、多くの方が検討される方法です。

今回は、ボトックス注射についてご説明します。ボトックス注射の手術、効果、費用、副作用などについてお話します。

ワキガ治療のボトックス注射とはどのような手術?


ボトックスは、ボツリヌス菌から抽出されたタンパク質の一つです。

ボトックスは、アセチルコリンという神経の末端から分泌される伝達物質の分泌を阻害する働きがあます。一過性の筋肉を麻痺させるので、眼科、神経内科でも治療に用いられてきました。

このアセチルコリンには、交感神経に刺激を与え、発汗を促す働きがあります。それが多汗症においける治療に応用されました。

ボトックス注射は、わきの下の腋臭が気になる部分にボトックスを注入することにより、エクリン汗腺からの発汗を抑制し、汗の分泌を抑えます。治療時間約5分程度なので、負担の少ない手術として用いられています。

ただし、効果はずっと続くわけではなく、半年から1年ほどだといわれています。

1回の注射による効果は半年~1年程度です。ボトックス・ボツリヌストキシンは徐々に少しずつ効果が無くなっていくため、使用する量(単位数)が多ければ多い方ほどより効果的で、長く持続します。”(高須クリニック清水弘己医師)
引用元:http://www.takasu.co.jp/faq/odor_sweat/botox.html#ID0223

もう一つのメリットは、安全面です。腋臭手術と聞くと、体への負担も大きいと不安に感じている女性も多いですが、ボトックス注射の場合、他の手術と比べて安全性が非常に高いといわれています。

『ボトックスビスタ』は国内唯一の厚生労働省承認のボツリヌストキシン製剤で米国で発売依頼20年間の臨床経験(安全記録)のある安心・安全・高品質でお客様満足度も非常に高いものです。世界で1千万人以上の方がアラガン社製『ボトックスビスタ』の治療を受けており、世界で95%以上の市場シェアと2000万を超える症例があります。
引用元:http://www.s-b-c.net/contents/wakiga_3_1.html

このように品質が確かな『ボトックスビスタ』は日本でも多くの多汗症治療や腋臭(ワキガ)の症例に使われている治療方法です。

ボトックス注射の痛みについて

実際にボトックス注射の痛みついては、個人差もあるので一概にはいえないところがあります。しかし、一般的には次のような痛みがあると言われます。

脇ボトックスは、脇に注入するときにじわーっと薬剤が入ってくるような痛みがあります。ただ、注入する薬剤のなかに痛みをやわらげるための薬を混ぜているので、そこまで痛みはないかと思います。
引用元:https://nicoly.jp/article/4285

ボトックスビスタは、厚生労働省承認の薬剤で、注入時の痛みが少なく、ピンポイントで狙った部位に効果を発揮します。FDA認可の薬剤です
引用元:https://www.biyougeka.com/contents/sweat/botox/

ボトックス注射の副作用について

ボトックス注射の副作用については、それほど心配がいらないとも言われています。以下のような参照があります。

重症筋無力症の方など、特殊な体質以外の方は心配するような副作用が起こることは考えにくいです。妊娠中や授乳中の方に関しては当院では注射しないようにしております。これまで妊娠・授乳中の方にボトックス・ボツリヌストキシンを注射して特別何か障害が出たという報告はないのですが、より安全に配慮し、当院では行っていません。
引用元:http://www.takasu.co.jp/faq/odor_sweat/botox.html#ID0223

ボトックス注射には筋肉を麻痺させる作用があるので、まれにしびれなどの副作用を起こすことがあります。しかし、筋肉と汗腺は深さが違うので、正確な位置に注射をすればそのような副作用は起こらないともいわれています
引用元:http://www.skincare-univ.com/article/010280/

このように比較的副作用については、心配ないと言われるものの、妊娠中は推奨されていません。

ボトックス注射に必要な費用について

ボトックス注射治療の費用な以下の通りとなっています。

ボトックス注射は保険が効くの?

多汗症や腋臭(ワキガ)治療のボトックス注射は、ほとんどの医院では自由診療で行っています。非直視下手術法やボトックス注射などの手術は、保険適用外となることが多いです。

各医院による対応が違いますので治療を始めるまえに確認をする必要があります。

また、ローンやクレジットカードの利用が可能な医院もあるので、支払い方法等も最初によく確認しておきましょう。

ボトックス注射のよくある質問

腋臭治療のためのボトックス注射は、何科を受診すればよいですか?
多汗症や初めての受診であれば、皮膚科が一般的です。もしすでにボトックス注射による治療法を決意しているのであれば、美容形成外科や発汗専用外来があるクリニックへ出向くことも良いでしょう。
腋臭治療のボトックス注射は、妊娠中でも受けられますか?
基本的には、妊娠中のボトックス注射は胎児や母胎には悪影響がないと考えられているものの、妊娠中は受けられないことが多くなっています。次のような説明をご参照下さい。

高須クリニックには、妊娠中や授乳中に美容整形を希望される患者様がときどきいらっしゃいます。まず妊娠中に関しては、原則として全ての施術をお断りしています。手術はもちろん、ヒアルロン酸やボトックス・ボツリヌストキシンなどの注射系治療は多少のストレスが母体にかかるため、胎児に特別大きな影響がないものであっても、念のために行わないようにしております。ボトックス・ボツリヌストキシンに関しては、胎児への影響が100%ないとは言い切れないため、念のために注射後2回生理がくるまで避妊していただくようにしております。フォトフェイシャル、ポラリス、サーマクールなどの照射系治療に関しても、胎児に影響がでることはまず考えられないのですが、やはり念のためにお断りしております。
引用元:http://www.takasu.co.jp/topics/column/beauty/12.html

そして妊活中の方でも同じように忌避することが推奨されています。一般的なクリニックでは、妊娠の可能性がある方や妊娠を希望している方にもボトックス注射はできないことになっています。

ボトックス注射後、最低3か月は避妊するように推奨されます。現在ボトックス注射に関しては、妊娠やその後の出産に関する十分なエビデンスがありません。

そのため、妊娠に気がつかずにボトックス注射をされたり、ボトックス直後に妊娠されてしまったりする方もいらっしゃいました。ボトックス注射の治療は、歴史が浅いこともあり、実際の実例はそれほど明らかではありません。

先に説明しましたように、ボトックスの薬剤は、厚生労働省でも認可された安全性の確かなものです。そしてさらに薄められたボツリヌス菌毒素を使用していますので、実際の影響は出にくいと考えられています。

しかし、妊娠中はホルモンバランスが乱れやすく免疫力も低くなります。今現在では、母胎や胎児への影響は明らかではありませんので、ボトックス注射は妊娠中、妊活中、授乳中は推奨されていません。

腋臭治療のボトックス注射についてまとめ

美香先生(こちら)

多汗症や腋臭(ワキガ)の最近の治療法としてボトックス注射をご紹介しました。

ボトックス注射は、比較的軽度の腋臭(ワキガ)から中度程度の腋臭(ワキガ)に悩んでいる方にとっては特に効果があると言われていますので、興味がある方はご検討下さい。